パスで輪郭を囲む
基礎知識 > パスで線の集合を管理で説明した『パス』の機能を使って、ウィルバー君の輪郭を作成します。
パスで囲む
パスで輪郭の形状を形作っていきましょう。 まずは、描画の対象となるレイヤを選択します。

上図のようにレイヤーダイアログのレイヤ一覧から土台レイヤを選択します。
縮小画像をマウスの左ボタン(
)でクリックするのが選択しやすくていいでしょう。
レイヤを選択したら、パスツールを使ったパスの作成に進みます。

上図のようにツールボックスからパスツールを選択します(またはキーボードのBを押します)。
では、クリックで点をつなげていきます。

上図のように3つの点を(1)・(2)・(3)・(4)の4回のクリックでつなげます。 なお、最後の点は最初の点とつなげてパスを閉じてください(パスを閉じる手順は以下に記載)。
)を押すとパスを閉じることができます。
次に、線を曲げてウィルバー君の輪郭に合わせます。

上図のように曲げたい線の上にマウスカーソルを乗せ、マウスの左ボタン(
)でドラッグして線を曲げます。
赤色の矢印はドラッグの動きを表しています。

上図のように線が曲がります。 このように、線をドラッグすることで線を曲げることができます。
なお、一度のドラッグで下絵の輪郭に沿って曲げるのは難しいでしょう。 何度も曲げる作業を行なって輪郭に近づけてください。 重要なのはドラッグを開始する位置です。 線は、ドラッグ開始点が引っ張られるように曲がります。

線が3本ありますので、全てを曲げて下絵の輪郭に合わせてください。

上図のように輪郭を形作ったら、次にパスを選択範囲に変換します。 パスを選択範囲に変換するには、キーボードのEnterキーを押します。

上図のようにパスに沿って範囲が選択されます。 では、この状態のまま次の塗りつぶし作業へ進みましょう。





